GPT Kobe @ Gameshopさかいや

グランプリトライアル神戸2015



主催 Gameshopさかいや

ヘッドジャッジ ワキタヨシヒロ様

開催日 2015年10月17日

フォーマット スタンダード

ラウンド数 予選スイスラウンド(5ラウンド)後、上位8名による決勝シングルエリミネーション(3ラウンド)

参加人数 32名



A Cluster of Hangerback Walkers

Gameshopさかいやで、

10/17(土)に開催されたグランプリトライアル神戸は

JeskaiAggroを駆るコンドウマサキ様が優勝しました。

Top8は、JeskaiやAbzan、WG、Marduと多岐に渡るデッキが

集まる中の《搭載歩行機械(ORI)》が31枚採用されているという

結果に、搭載歩行機械の万能の強さを感じたイベントでした。



Round Coverage


Event Image

満員御礼

定員いっぱいの32名の参加を頂き

此度は誠にありがとうございました。

Gameshopさかいやは、今後も

競技プレイの場となるイベントを

積極的に開催していきたいと思っております。

また、皆様にご満足頂けるように

努力してまいります。

Expedition Land for prize

賞品には、《吹きさらしの荒野》のゼンディカー探検土地と

戦乱のゼンディカーブースターパックが72パック用意された。

優勝者には、ゼンディカー探検土地を

2位から8位には順位に応じてパックが贈られた。

余談だが、賞品のパックからも

《吹きさらしの荒野》のゼンディカー探検土地が出現し

貴重な土地カードを手に入れた勝者が複数誕生した。


Top 8 Round

決勝ラウンドにコマを進めたのは、

二人のJeskai、一人のAbzan、二人のMardu、

そして三人のWG Megamorphでした。

Jeskaiは純正3色とJeskaiBlackに分かれ、

様々なデッキがお目見えする中、

全てのデッキに搭載歩行機械が採用されていた。

握手

最後の決勝では、

都合により本戦参加が難しい

イシノタクヤ様の棄権により、

コンドウマサキ様が、本戦でのbyeを獲得しました。

イシノタクヤ様の分まで活躍されることを

お祈り申し上げます!



The Most Popular Cards

《雷破の執政/Thunderbreak Regent(DTK)》

4マナのこのドラゴンは、優れたパフォーマンスを持ち

赤いデッキでドラゴンとなればコイツの出番だ。

MarduDragonの中核となり七面六臂の大活躍を見せた。

また、赤がらみのAggroやMidrangeには

広く採用されているようである。

ただ、赤のダブルシンボルが多色にはキツいようで

3色以下のデッキが、コイツの縄張りなのだ。

《死霧の猛禽/Deathmist Raptor(DTK)》

大変異デッキの大変異は、こいつのことだ。

神話レアに似つかわしくないイラストと名前などと酷評されるが

現実の決闘では大活躍である。

接死を持ち、最低限のパワーとタフネスがあり、

何度でも蘇る(可能性がある)となれば、

様々なデッキに使用されてもおかしくない。

今後も長く見かけることになる一枚だろう。


《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》

攻防に長けた無色の機械兵器が今大会のMVPだろう。

なにせ、参加者の半分ぐらいはデッキに採用していたし

随所で、この無慈悲な金属の塊が睨み合っていた。

まるで、ファイレクシアの生物兵器かのように、

我々のスタンダードを侵略しているようだ。

実際、強い。


MetaGame Breakdown

右のリストにあるように、デッキリストは

本当に多種多様に分かれている。

32名のリストのうちで、最大勢力はAbzanの5名で、

それは赤をタッチする2名と

3色でまとめ上げた3名に分かれる。

Jeskaiは4名だが、それは3種類に分類できる。

いずれも、Aggroであるが、黒をタッチするか

あるいは、ドラゴンを多用し《龍詞の咆哮(DTK)》を採るか否か。

本当の意味での最大勢力は白緑の大変異かもしれない。

しかし、こちらもリストは、《鎌豹(BFZ)》を採用する

Aggroなものから、プレインズウォーカーを使う

Midrangeのものまである。

AtarkaRedは数を減らし気味なものの、存在感はいまだある。

決して無視できる存在ではない。

Marduは、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス(BFZ)》などの

プレインズウォーカーをマナカーブのトップに持ってくる

Aggroなデッキで、勢いと除去の強さは随一だ。Top8に

2人を送り込んでいることから、Marduが勝ち組だったとも言える。

あとは、どれも二人以下の使用率で、個人の調整が輝きを放つ

独特の個性的なデッキも見られた。

なんにせよ、かなりのデッキに頂きを冠するチャンスがある

多様性の確保された素晴らしい環境とも言える。

Abzan(WBG) Abzan Aggro 3
  Abzan Red 2
Jeskai(WUR) Jeskai Aggro 1
  Jeskai Black 2

Jeskai Black Dragon 1
WG WG Megamorph 4
Atarka(RG) Atarka Red 1
  RG Landfall 2

RGb Landfall  1
Mardu(WBR) Mardu Dragon 3
Esper(WUB) Esper Dragon 1

Esper Control
1
WU Wu Control 2
Jund(BRG) Jund Husk 2
4C 4C Goodstaff 2
Temur(URG)
Kiora Megamorph 1
UG UG Eldrazi 1
Sultai(UBG) Sultai Control 1
BR
BR Aggro 1
Grixis(UBR)
Grixis Devoid Aggro
1