GrandPrixTrial Tokyo - Standard - 2016/04/24

グランプリトライアル東京(スタンダード)



主催 Gameshopさかいや

開催日 2016年4月24日

フォーマット スタンダード(競技)

ヘッドジャッジ カツバヤシノブヒサ氏(Lv1ジャッジ)

ラウンド数 予選スイスラウンド5ラウンド、決勝シングルエリミネーション3ラウンド

参加費 2000円

参加人数 30名

賞品

 1位 グランプリ東京不戦勝2勝分 + 副賞(イニストラードを覆う影日本語ブースター36パック or 12000円分の割引券)

 2位 イニストラードを覆う影日本語ブースター24パック or 8000円分の割引券

 3位4位  イニストラードを覆う影日本語ブースター12パック or 4000円分の割引券

 5位~8位  イニストラードを覆う影日本語ブースター7パック or 2500円分の割引券


グランプリトライアルはオススメ

フライデーナイトマジックなどに参加するようになって、でも、グランプリトライアルが何かよくわからないという貴方にこそ、グランプリトライアルはオススメのイベントです。

フライデーナイトマジックやゲームデイイベントは、一般イベントで、グランプリトライアルは競技イベントに分類されます。そのため、ルールミスに対するペナルティが大きくなる傾向にあります。

しかし、恐れることはありません。マナーを守った丁寧なプレイができれば、問題は起きないでしょう。

過去のグランプリトライアルイベントの様子はコチラ



Winner's Deck

1st Mono White Human - Tansei Hiroyuki

Mainboard

 

4《スレイベンの検査官/Thraben Inspector(SOI)》

4《町のゴシップ屋/Town Gossipmonger(SOI)》

3《アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros(ORI)》

3《ドラゴンを狩る者/Dragon Hunter(DTK)》

1《勇者の選定師/Anointer of Champions(ORI)》

4《サリアの副官/Thalia's Lieutenant(SOI)》

4《白蘭の騎士/Knight of the White Orchid(ORI)》

4《領事補佐官/Consul's Lieutenant(ORI)》

 

3《グリフの加護/Gryff's Boon(SOI)》

2《停滞の罠/Stasis Snare(BFZ)》

4《永遠の見守り/Always Watching(SOI)》

 

4《石の宣告/Declaration in Stone(SOI)》

 

19《平地/Plains(SOI)》

1《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey(SOI)》

 

Sideboard

 

3《絹包み/Silkwrap(DTK)》

2《フェリダーの仔/Felidar Cub(BFZ)》

2《奇妙な幕間/Eerie Interlude(SOI)》

2《ヴリンの翼馬/Vryn Wingmare(ORI)》

2《神聖なる月光/Hallowed Moonlight(ORI)》

2《ハンウィアーの民兵隊長/Hanweir Militia Captain(SOI)》

2《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》



Event Images


新旧対決

現在のスタンダードで使用可能なエキスパンションの中で最も古いものがタルキール龍紀伝になる。もちろん、最も新しいのはイニストラードを覆う影だ。タルキール龍紀伝再録の《龍王アタルカ/Dragonlord Atarka(DTK)》《揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken(DTK)》と《浄化の天使、アヴァシン/Avacyn, the Purifier(SOI)》が対峙している。はたしてどちらに軍配が上がるのか。

プレインズウォーカー

今のスタンダードでは、強力なプレインズウォーカーが多いため、必然的に多くのデッキでプレインズウォーカーが持ちられる。味方にすれば心強い仲間も敵に回せば恐ろしい存在となるだろう。

イニストラードを覆う影の新星たちは、はたして活躍することはできるだろうか。



Today's Cards

《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》

 

マジック・ザ・ギャザリングのカードといえば、高額なレアのカードに目が行きがちだが、最近のいろんなデッキに使われているいぶし銀が彼である。アンコモンながら、十分なパワーと、二の矢を用意できる能力に加え、狼男特有の変身により、さらなるパワーと、クリーチャーのマナコストを軽減する。なんとも、器用でいて貧乏でない素晴らしいクリーチャーだ。

《アーリン・コード/Arlinn Kord(SOI)》

《月の抱擁、アーリン/Arlinn, Embraced by the Moon(SOI)》

 

両面プレインズウォーカーの彼女だが、5つの能力を持つ破格のプレインズウォーカーである。実際には、表面と裏面を的確に操作していく技量を求められるため、簡単に強いというわけにはいかないが、4マナのプレインズウォーカーとしては、十分以上のスペックを持っている。今後、白緑トークンが赤をタッチしたり、あるいは緑赤トークンアグロなどの可能性を感じさせるほどには活躍していた。

《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey(SOI)》

《不敬の皇子、オーメンダール/Ormendahl, Profane Prince(SOI)》

 

表面は、土地だが、いざ変身すると、強力な大悪魔になる修道院も要チェックや!大悪魔は、速攻を持っており。奇襲性も高く、飛行絆魂によりダメージレースも許さない。《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M11)》のころより、なにも学習されてない。飛行と絆魂はダメだって。

実際には、オーメンダールを呼び出すには多数の犠牲も必要なため、いつでも手放しで褒められる強さではないが、戦場が整ったときは、立ちはだかる敵をなぎ倒していくオーメンダールを見ると、イニストラードを覆う影で最も強いレアと呼ぶに相応しい強さは感じることが出来た。


Metagame Breakdown

プロツアー「イニストラードを覆う影」を終えて一週間後となる今回のグランプリトライアル東京。スタンダードの人気の高まりをうかがわせるほぼ満員御礼の30人の使用デッキを見ていこう。

一番人気は白と黒の2色のデッキ。しかし、ミッドレンジもエルドラージ型も、結果を残すことは出来なかった。

ジャンドカラー(黒赤緑)は、アドバンテージを得るカードに優れ、全体除去もあり、選択者が増えてきた印象だ。《死霧の猛禽/Deathmist Raptor(DTK)》をメインにすえたタイプがTop8に進んだ。

お馴染みのバントカンパニーから1人、根強い人気のマルドゥからも1人、Top8にコマを進めている。

プロツアーで話題を集めた、黒と緑のデッキは、アリストクラッツが1人、《過ぎ去った季節/Seasons Past(SOI)》コントロールが1人いて、コントロールがTop8に残ることが出来た。

あとは、人間を中心にした速いアグロの2人がTop8に残った。《衰滅/Languish(ORI)》が多く採られ、厳しい戦いになるかと思われたが、やはり、人間ビートダウンの地力はかなりあるようだ。

他には白緑トークンから派生したようなナヤ(白緑赤)のミッドレンジがTop8に残っている。

また、《強大化/Become Immense(KTK)》を失ってもなお、それなりの爆発力と速度を維持した赤緑のアグロデッキもきっちり勝ち残った。

プロツアー直後であったため、独創的なデッキは少なかったが、どのリストも少しずつ、プロツアーのリストから手が加えられており、今後のスタンダードのメタゲームが楽しみである。

Color   ArchiType   Top8
WB 6 WB-Midrange 3  
WB-Eldrazi 3  
BRG 4 Jund Midrange 2  
Jund Ramp 1  
Jund Megamorph 1  1
GWU 4 Bant Company 4  1
WBR 3 Mardu Midrange 3  1
WUB 3 Esper Dragon 2  
Esper Midrange 1  
BG 2 BG Aristcrats 1  
BG Past Control 1  1
W 1 Mono White Human 1  1
WU 1 WU-Human 1  1
WUR 1 Jeskai Dragon 1  
WR 1 WR-Eldrazi 1  
WRG 1 Naya Midrange 1  1
UR 1 UR-Goggle 1  
RG 1 Atarka Red 1  1
RB 1 RB Vampire 1